きれいな写真を撮りたい人へ(その3)/ 高齢者向け便利グッズ

今回は、体や目への負担を少なくして撮影に集中するためのグッズ(3番目の項目)についてお伝えします。

1.写真の種類とは?

2.影響を受けた写真家と撮影術

3.高齢者向け便利グッズ

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3.便利グッズ紹介

ここまで書いてきた写真撮影時の考え方や撮影術とはちょっと違いますが、これまでの経験から屋外の撮影で便利だったグッズを紹介します。

これまで残念なグッズも沢山もあった中で、これらは今も愛用しています。

  

3-1.液晶画面確認用ルーペ(液晶モニタールーペ)

視力に自信がないので普段からカメラのオートフォーカスに頼りっぱなしです。

とはいえ、構図の確認は疎かにできません。

カメラのファインダーには視度調整機能がついているので、ファインダー越しだと老眼でも裸眼で構図を確認できます。

ところが、撮ったあとで構図やピントを確認するのに液晶モニターを使いますが、老眼だと細かいところが見えづらいのと、加えて昼間は光の反射で液晶画面は見えづらくなります。

そこで光をさえぎって見る「液晶画面確認用ルーペ」(液晶モニタールーペ)を使ってみるのですが、一般的なものは定焦点のため老眼には合いません。

そのつどメガネを掛けるのも面倒だし、常にメガネだとファインダーを覗くときメガネがファインダーの枠に当たって不快です。

ある時ネット上でピント調整機能付きというのを見つけました。

残念ながら現在あの有名な通販サイトで、この商品を取り扱っていないようなので、メーカーのサイトを示します。

これで老眼対策はできたのですが、これはこれで別の問題がありました。

  

3-2.キーリールとルーペ

このルーペには紐通しがあり、付属のひもをとおして首からかけるようになっていますが、それによる別な問題が発生しました。

首にかけて地面に近いアングルで撮っていると、このルーペが気が付かないうちに地面を這っていて、ゴムでできたフード部分に土や枯草がいっぱい付着してしまうことがありました。

そのままではとてもカメラバックに入れられません。こんなことが何回かありました。

そこで、今はヒモが自動で巻きもどるキーリールでズボンのベルトに取り付けています。

これだとしゃがんでもルーペは地面に付かず、必要なときは引き出して液晶モニターを確認することができます。

なお、キーリールには引込力とか伸縮耐荷重とか呼ばれる指標があって、その値とルーペの重さのバランスを取らないと使い物にならないので注意が必要です。

因みに、上の例ではルーペ110gに対し、キーリールの伸縮耐荷重は170gです。

  

3-3.カメラストラップ

EOS 6Dはフルサイズ一眼レフカメラとしては軽い方ですが、レンズを付ければ軽く1kgを超えます。これを買ったときに付いてくるカメラメーカーのストラップで首に掛けていると、しばらくすると首周りに痛みが走ります。

たすき掛けにすると少し楽ですが、それでもいずれ肩が痛くなってきます。

そこで、今はストラップがスカーフのようになったものを使っています。

これだとカメラの重さが適度に分散され、かなり楽です。

このストラップには他にグッドポイントがいくつかあります。

一つ目は、カメラバックの中ではベルト状のストラップよりも収まりがよいということです。
急いでいるときは助かります。

二つ目は、レンズ交換のときにこのストラップを広げて、カメラとレンズをその上に置くとキズ付き防止、汚れ防止にもなり、重宝しています。

三つ目は、カメラバックの中で、他の小物との接触防止にも使えます。

上のルーペの視度調整鏡筒部分は金属なので、その部分がカメラやレンズに接触しないようにこのストラップをカメラとループの間に来るようにしています。

首回りの痛み軽減のために使い始めましたが、それ以外のメリットもあるのでお勧めです。

今は、デザインも豊富で種類も多く出ているようです。

  

3-4.カメラ座布団

これは台に置いたカメラで撮影したいときに角度をつけたり、バッグ内の緩衝用など、いろいろ使えて便利です。

中身は細かい発泡ポリスチレンビーズらしく、とにかく軽いのでカメラバックに入れておいても邪魔になりません。

大きなカメラショップでよく見かけます。

  

3-5.洗いざらしのタオル

便利グッズというには・・、という感じですが、いつも洗いざらしのタオルを2枚カメラバックのポケットに入れてあります。

急な雨降りでカメラに水滴が付いたときや、手が濡れてしまってカメラを触れない、といったときに吸水性に優れた洗いざらしのタオルが活躍します。

にわか雨のとき、美人林の撮影のところで書いたようにタオルでカメラを巻くと短時間の撮影も可能です。

 

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