今回の「紅葉を求めてアウトバックで走る」という旅の目的は、きのうまでの3日間でおおよそ達成できました。
この5日目は、前から行きたかった新潟県十日町市の「美人林」に立ち寄って、長野と岐阜の県境近くの道の駅「風穴の里」で車中泊するまでをお伝えします。
1日目 敦賀港から秋田港へ
(フェリー船中泊)
2日目 十二湖、龍飛崎
(道の駅 たいらだて)
3日目 十和田湖、八幡平、角館
(道の駅 かみおか)
4日目 鳥海山、加茂水族館
(道の駅 川のみなと永井)
5日目 只見、十日町市・美人林
(道の駅 風穴の里)
山形県の道の駅「川のみなと長井」を出発した後、先ず隣の福島県会津若松を通って、只見川沿いに新潟県の魚沼を経由して同じく新潟県十日町市の美人林に向かいました。
途中、只見川沿いの秘湯とも言える早戸温泉つるの湯で早々と日帰り入浴しました。
千葉に居たとき、裏磐梯の五色沼の帰りに寄ったお気に入りの温泉の一つで、その長い歴史とともに今も湯治場の雰囲気を残している秘湯の名にふさわしいところです。
ただ前回と違ったのは脱衣場の壁に、英語と中国語で入浴方法を説明したはり紙があったことです。
こんなへんぴな温泉までやって来るとは、インバウンドパワー恐るべし、です。
この只見川沿いの道は、カーブの多い山道で、紅葉もきれいで、運転していて楽しい道でした。
魚沼を過ぎたところで、時間を節約すべく高速道路を小出インターから六日町インターまで一区間利用し、六日町から十日町市の美人林に向かいました。
その美人林では残念ながら本格的な雨降りで、カメラの雨対策をしながら駐車場から歩いて行きましたが、その甲斐もあって、ネットでよく見る明るい美人林とは違った雰囲気の写真が撮れました。
この雨対策は簡易的な方法で、レインコートの下にタオルで巻いたカメラを首から下げ、傘をさすというスタイルです。
洗いざらしのタオルでカメラを巻いておくと、少々の雨はそのタオルが吸水し、短時間なら問題なく、レンズについた水滴もそのタオルで簡単に取り除けます。
雨の中での長時間撮影には適しませんが、結構有効です。
これらの写真は雨雲で光が拡散されているのか、木の根元に影がない不思議な写真となりました。
ここに生えている木は、鳥海山で紅葉していたのと同じブナの木ですが、ここのブナの木にはほとんど色付きが無く、地面近くのウルシの木が少し色付いていた程度でした。
そのあと台風で氾濫した信濃川・千曲川沿いの国道117号線を長野方面に走りました。
その川岸には大量のドロがたまっていて、10月13日の台風19号(新幹線車両を水没させた台風)による水害の酷さがよく分かりました。
新潟県から長野県に入ったあと、再び高速道路を利用して豊田飯山インターから松本インターまで南下し、岐阜県との県境にちかい道の駅「風穴の里」まで走って、そこで車中泊することにしました。
この道の駅にはトイレが2棟あり、またそれらが隣り合って立っていてナニコレ珍百景か、という感じでした。どちらも使わせてもらいました。
この日一日で、山形、福島、新潟、長野とかなりの長距離を走ってきたことになります。明日はいよいよ最終日です。
6日目 飛騨古川を経由して帰宅 ←翌日の様子です。
車中泊旅一覧はこちら。
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