アウトバック車中泊のための目隠し(シェイド)とカーテン

今回は、プライバシー確保と安眠に必要な目隠しとカーテンについてお伝えします。

下の各項目は別ブログになっているので、興味のある項目をクリックしてください。

1.車内改装(改造)の考え方
  ( おまけの話題 : 車内をきれいに保つ)

2. 寝床(ベッド)の作り方

3. 換気扇で結露対策

4. 目隠しとカーテン  ←本稿

5. 車内照明とポータブル電源

6. 食事、 風呂、着替え、水 など
  ( おまけの話題 : 暑さ対策、寒さ対策)

   秋の東北 アウトバックで車中泊旅 ← この改装車で2000km走ってきました

 

4.目隠し(サンシェード)

遮光の問題点

真っ暗な場所で車中泊することは極めて稀で、通常は道の駅などの人も居て明るい場所が使われます。
安眠を確保したりプライバシーを確保するにはシェード(目隠し)を車の窓に取り付ける必要があります。

例えば窓の形に成形した布状のものと吸盤の組合せでは、どうしても窓枠との間のすき間を完全に塞ぐことができず、そこから漏れる明かりが気になることがあります。
また、取り付けの手間も気になります。

宿泊地に到着した後、簡単に取りつけられて遮光性やのぞき見防止に有効なシェード(目隠し)を作る必要を感じました。

  

対策

ユーチューブで、発泡ポリエチレンの板にアルミ蒸着されたレジャーマットを使っているのを見て、それを参考にしました。
このアルミ蒸着は、駐車場の明かり程度なら全く問題なく遮光できます。

ホームセンターで買った8mm厚の折りたたみタイプのレジャーマットをそれぞれの窓の大きさにカットしたのが下の写真です。
手前の大きいのがバックドアのガラス用です。

中央上のカギ型のマットは前のページで説明した換気扇を窓に取りつけるときに使用するものです。

真冬や雨のときは換気扇を取りつけません。その時はその右のRと書いたものを使用します。

車内を少しでも明るくするために、銀色の面を内側にして車内照明を反射させるようにしています。 

下の写真は換気扇を取りつけたときの目隠しの有無の様子です。

換気扇と目隠し
換気扇だけ

これらのレジャーマットは窓枠より若干大きめにカットし、マットの弾力で窓枠にはめ込んでいるという感じです。

そうすることで、取りつけ・取りはずしが簡単で、精度よく作ると窓にピッタリ貼り付いて隙間から光が漏れることもありません。

このレジャーマットは折りたたみタイプなので、普段は折りたたんで車の床下収納に入れてあります。

 

カーテン取り付けでの問題点

がけ崩れや水害が発生しそうなときとか、夜中にうるさい車が近くに来たときなどに、車を素早く移動させるため運転席はドライブポジションのままにしているので、フロントガラスと運転席、助手席の窓には上記の目隠しは取り付けません。
寝床を遮光するために、運転席と寝床の間をカーテンで仕切ります。

そのカーテンは車中泊用を通販で買ったものですが、ロープで張るタイプのため、強く張ってもカーテンの自重でどうしても中央部が下がり、天井との間が開いて前からの視線や外の光を防ぐことができません。

そこでロープをやめて突っ張り棒に取り換えてみるのですが、突っ張り棒の取付け部分(天井からBピラーまで)がゆるやかな曲面となっていて、今度は突っ張り棒の脚の部分が滑ってしまう問題が出てきました。

  

カーテンの取りつけ方法

そこで車の前後のアシストグリップの間に写真のような棒を渡すことで、突っ張り棒の圧力を受けることができ、これでカーブしている天井にカーテンを取り付けることができるようになりました。

突っぱり棒取りつけ
別角度から見た状態

上の2枚の写真から分かるように、天井とのすき間は10cm程度あるものの、カーテンの上端は窓ガラスより高い位置にあるので、窓より高い位置にある街灯の光は車内には届きません。
また、怪我の功名というか、カーテンを開けることなく、この10cmほどのすき間から外の様子を見ることができるのもメリットと感じています。

土台の棒

突っ張り棒の土台となる棒は上の写真のような断面半円形の木材で、ホームセンターで購入しました。
この形状だと、天井のカーブの角度が変わっても突っ張り棒の圧力を受けることができ、アウトバック以外の車種にも応用できそうです。

この土台の棒は、前後のアシストグリップに面ファスナーで固定しています。

広げたカーテンはそのタッセル(カーテンをまとめる布)をドアと車体の間に押し込むと、端っこのすき間は完全に遮光はできないものの外からの視線はシャットアウトできます。

車中泊に出かけるときは、このように事前に土台の棒とカーテンを取り付け、カーテンはBピラー近くにまとめておけば、運転中は後方視界も問題なく車中泊地に到着した後はカーテンを広げるだけで済みます。

このように、出発前にできるだけの準備をしておけば、現地での手間が省けます。

カーテンを広げた写真を撮り忘れましたが、N-VANに取付けた例をイメージとしてご覧ください。

 

まとめ

アルミ蒸着されたレジャーマットでシェード(目隠し)を作るのは他の方のやり方を真似たのでそんなに苦労はなかったのですが、カーテンを車の内装の斜面に突っ張り棒を取り付けるのは、結構試行錯誤を繰り返しました。

結局ホームセンターでいろんな材料を見て回って、断面が半円形の棒を見つけて問題解決に至りました。

次は車内照明について説明します。

 

5. 車内照明とポータブル電源  ←次の内容です。

  

 

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