アウトバック車中泊で使用する電源と車内照明

今回は、車中泊の必須アイテムである、車内照明とポータブル電源についてお伝えします。

1.車内改装(改造)の考え方
  ( おまけの話題 : 車内をきれいに保つ)

2. 寝床(ベッド)の作り方

3. 換気扇で結露対策

4. 目隠しとカーテン

5. 車内照明とポータブル電源 ←本稿

6. 食事、 風呂、着替え、水 など
  ( おまけの話題 : 暑さ対策、寒さ対策)

   秋の東北 アウトバックで車中泊旅 ← この改装車で2000km走ってきました

 

5.車内照明

照明の問題点

最初キャンプ気分でランタンタイプの照明を付けてみたものの、モノの陰影がハッキリし過ぎて影になったところではモノを探すのは大変です。

また、車の中でまったり過ごすのも良いのですが、PCで検索したりロードマップを見たりする場合には車内は十分明るいのに越したことはありません。

 

対策

陰影を少なくするためにバー状のLEDランプを2本使っています。

バー状のLEDランプ

これを、カーテンの取り付けに使った木の棒に面ファスナーで左右に1個ずつ取り付けます。
そして、このランプには個別にモバイルバッテリーを接続します。

LED照明

また、上の写真は別の目的でグリップ間に取付けた突っぱり棒に照明を取りつけた例で、このように照明の位置を変えることも簡単です。

シェード(目隠し)はアルミ蒸着面を内側にしているのでLEDランプの光が反射されて、本も読め、モノを探すのも楽です。

 

ポータブル電源

このLEDランプは2本あるのでこの用途にモバイルバッテリーが2個、窓取付けの換気扇にもモバイルバッテリー1個が必要で、合わせて計3個のモバイルバッテリーを使っています。

車中泊中は、この3個のモバイルバッテリーの充電の他に、スマホへの充電(USB端子使用)や、PCや寒い時期の電気敷毛布用(100V端子使用) 、夜間の空気清浄機用(シガーソケット)などに電気を供給する必要があり、今は2個のポータブル電源を使っています。

これにはL社ポータブル電源 (444Wh)を2個使っています。

LACITAポータブル電源

なぜ2個使用しているかと言うと、使用電力が増えたこともさることながら、 最悪の場合でも一つが使える状態、すなわち無電源状態にならないようにしているからです。

車中泊でポータブル電源が使えないと、真っ暗な車内でスマホのバッテリー残量を気にしなければならない最悪の車中泊なってしまいます。

このポータル電源は、電池容量も大きく(当時)、別売りで急速充電用シガーソケット充電器(下の写真)があるので買ってみました。

LACITAカーチャージャー(下のシガーソケットは別物)

結果、この充電器がすこぶる優秀で、 走行中にL社ポータブル電源に問題なく充電できます。

LACITAポータブル電源反対側

また、このL社ポータブル電源を運転席後ろの足下に置いて、100Vの差込口とUSBの差込口がまとめられている面を左側(中央に向ける)にすると、助手席側の後席に座った状態や寝床に寝た状態でも手を伸ばせばポータブル電源を操作することができます。

  

この製品の修理、使用後の回収について

これは後日談ですが、このポータブル電源2台を使用したある車中泊旅で、その中の1台が走行充電できなくなりました。

自宅に戻って100Vを使った充電で、変換器が発熱するものの8時間経っても全く充電できません。
他の1台は2時間程で満充電されたので、この1台は異常と判断しメーカーと連絡を取ったところ、現物を見て判断するとの返事があり、早速宅急便で指定場所(大阪市)に送りました。

先方で調査した結果、内臓電池には異常がなく充電制御する部品が故障とのことで、基盤部品の交換費用として13,200円(税込み)を指定口座に振り込み、約2週間ほどで手元に戻ってきました。

   

この修理依頼のやり取りの中で、このバッテリーを使わなくなったときの処分について尋ねたところ、メーカー側で無償で処分する(配送料はこちら負担)との回答を頂きました。

自分の住む自治体ではリチウムイオン電池の処分をしていないので、将来問題になると考えていたところ、上の回答を得たので一安心しました。

というのも、この故障に絡んで他のポータブル電源への変更も考え、他社製品を物色した際に将来の回収について尋ねたところ、「回収していない。自治体に相談してくれ。」との回答で、当然その会社のものは購入しませんでした。

修理と回収が可能というのは、このポータブル電源の一つのメリットと考えます。

 

まとめ

エンジンを停止した状態で車中泊することを考えると、車内照明(バー状の照明が好ましい)とそれを稼働させるためのモバイルバッテリーが必要ですが、何日も車中泊する場合、モバイルバッテリーでは持たないため、それに追加充電するのにポータブル電源が必要です。

車中泊中でPCを使うのであれば、いずれPC本体への充電が必要になるので、スマホへの充電を含め車中泊にはポータブル電源は必須です。

また、ポータブル電源2個体制で走行充電しながら無電源状態ならないように注意しています。

次は、食事などについて説明します。

 

6. 食事、 風呂、着替え、水 など  ←次の内容です。

  

 

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