フェリーも「 go to トラベルキャンペーン」の対象となり、知人からその割引価格で四国旅行に行った話しを聞きました。
次の車中泊旅の候補地を決めかねていたこともあり、普段なかなか行けない北海道へ、このキャンペーンを利用して行くことにしました。
今回は、晩秋の道東を中心に周りましたので、その様子を写真を交えながらお伝えしたいと思います。
上の全行程図は大雑把なので、詳しくは後述します。
1. 全体計画、フェリー、他 ← 本稿
(16日夜苫小牧到着
道の駅 あびらD51ステーション)
2.1日目 狩勝峠、タウシュベツ橋梁
(道の駅 あいおい)
3.2日目 釧路湿原、霧多布岬、根室半島
(道の駅 おだいとう)
4.3日目 根室湾の朝焼け、網走、サロマ湖
(道の駅 おんねゆ温泉)
5.4日目 大雪湖、旭山動物園、余市
(23:30小樽発 フェリーに乗船)
→ 車中泊旅一覧はこちら。
1.全体計画
10月15日の夜、敦賀港からフェリーで出発し、翌16日の夜に苫小牧東港に上陸。
そこから上の地図のように東端の根室半島へ向かい、その後北上して網走へ、そこからは西進して旭山動物園を経て10月20日の深夜の小樽港発のフェリーで舞鶴まで帰ってきました。
先に紹介した車中泊用に改装(改造)したN-VANを使った走行距離は1500kmになりました。
17日と20日は高速道路を一部使っています。
10月下旬ともなると、北海道はいつ雪が降ってもおかしくないとの情報もあり、特にそのころ雪が降り易い宗谷方面は割愛しました。
2.フェリー情報
出発の一週間前に、フェリーの予約センターに電話して以下の内容で予約しました。
「go to トラベル」の手続きもその電話でOKでした。
10月15日 23:55敦賀発→10月16日 20:30苫小牧東着
10月20日 23:30小樽発→10月21日 21:15舞鶴着
今回は、キャンペーン価格で安くなっていることもあり、昨年秋に秋田に行ったときに利用したツーリストクラスのワンランク上のツイン(個室)を利用することとしました。
その行き(すずらん)のツイン利用の料金は、
¥29,900で、
内訳は、通常価格の¥43,900(部屋代¥11,200+車両代¥32,700)から¥14,000引き。
その支払いとは別に、乗船時に¥6,000分のクーポンを受け取りました。
上の写真のとおり、このクーポン券の有効期間は2日しかなく、実質的に船の中でしか使うことができません。
それでも、船内での食事とお土産物の購入に、有難く使わせてもらいました。
帰りの(はまなす)の料金は、行きの(すずらん)より少し安く
¥25,040で、
内訳は、通常価格の¥42,800(部屋代¥10,100+車両代¥32,700)から更に回遊割引のー10%が適用され、その通常の割引価格の¥38,520から¥13,480引かれて上の金額となります。
また、行きと同様に2日間有効の¥6,000分のクーポンが付いてきました。
帰りの部屋代が安いのは、行きの(すずらん)にはトイレが部屋に併設されていたのに、帰りの船(はまなす)の部屋には付いてなくて、それで低価格になっているようです。
3.セーフティドライブマップ 北海道
車にあるロードマップを部屋に持ち込むのを忘れたので、これから行く先の様子を知るためと暇つぶしのために30ページほどの薄い「セーフティドライブマップ 北海道」(¥600)を、売店で購入しました。
これが、意外にも今回の旅では大活躍しました。
一つは、このマップには独自の観光スポットも示されている点です。
このマップで大きなサロマ湖全体を見渡せる展望台があることを知り、雄大なサロマ湖とその先に広がるオホーツク海を高所から見ることができました。
(詳しくはこちら。)
もう一つは、進行方向のどこにガソリンスタンドがあるのか検討するのにこのマップが役立ちました。
後にも書いてますが、N-VANのガソリンタンクの容量が少ないので広い北海道ではガス欠が心配です。
N-VANのカーナビの広域表示ではガソリンスタンドを表示しないし、これから行きたい場所を広域表示から詳細表示に切り替えると画面の外のガソリンスタンドを見過ごすことになります。
そこで、ガソリンスタンドの位置を俯瞰できるこのドライブマップは役に立ったと言えます。
4.寒さ対策
ネット検索すると、「10月後半の北海道はいつ雪が降ってもおかしくなく、特に1000m近くの峠は降雪や路面凍結が懸念される。」とありました。
その注意書きのあったサイトでは峠の様子をリアルタイムに見せてくれるので、それを見ながらの行動でした。
(それぞれの峠の個別ページにあるライブカメラ画像をクリックすると詳細データが見られます。)
往路では国道38号線・標高644mの「狩勝峠」が、復路では国道39号線・標高1,050mの「石北峠」が気になります。
あと、雪対策として出発前に冬用タイヤに交換したのと、長期予報では夜は5℃以下まで冷え込むとのことで、服装はアウターにダウンジャケット、車の寝床には電気敷き毛布と羽毛布団をを持ち込みました。
現地での夜中の冷え込みはさすがで、電気敷き毛布を持って行ったのは大正解でした。
5.食料・水
道の駅のレストンは朝夕は営業はしていません。そこで、もっぱらパックごはんとレトルト又は缶詰をヒートパックで温めて食べました。
この食事では野菜を摂れないので、一日分の野菜が入った野菜ジュースを持参しました。
水は、前にも書きましたが、一日1リットルの感じで準備しました。
6.道の駅・あびらD51ステーション
16日21時頃に苫小牧東港に到着後、翌朝からの移動のことを考えて道東に向かう道路にアクセスの良い「道の駅・あびらD51ステーション」に移動しました。
この道の駅は最近開設されたようです。
建物内のトイレは暖房が効いていて、冷え込むこの時期はその温かさだけでホッとします。
車中泊車も少なく、長距離トラック駐車場とも離れていて、気分的にもゆったりできました。
2.狩勝峠、タウシュベツ橋梁 ← 翌17日の様子です。
車中泊旅一覧はこちら。
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