道東自動車道の追分町インターチェンジ近くの「道の駅・あびらD51ステーション」で朝を迎え、これから本格的な車中泊旅が始まります。
この日は家を出て3日目ですが、これから本格的な車中泊旅が始まるので、この日を車中泊旅の1日目と表記することにします。
そのあとの旅の様子は以下のようにまとめています。
1.全体計画、フェリー、寒さ対策、他
(苫小牧到着の夜 道の駅 あびらD51ステーション)
2.1日目 狩勝峠、タウシュベツ橋梁 ← 本稿
(道の駅 あいおい)
3.2日目 釧路湿原、霧多布岬、根室半島
(道の駅 おだいとう)
4.3日目 根室湾の朝焼け、網走、サロマ湖
(道の駅 おんねゆ温泉)
5.4日目 大雪湖、旭山動物園、余市
(23:30小樽発 フェリーに乗船)
→ 車中泊旅一覧はこちら。
1日目
1ー1.狩勝峠
狩勝峠は道央と道東をつなぐ峠の一つで、新日本八景の一つにあげられている景勝地です。
道東に行く途中によるなら本来であればトマムインターチェンジで降りるところを、カーナビの設定ミスでその先まで行って戻る形になってしまいました。
上の写真は狩勝峠の展望台から十勝平野方面を撮ったものです。
この広がりはさすがに北海道という感じです。
ただこの写真では左右の広がりが分からないので、動画も撮ってみました。
ご覧ください。
また、峠に行く途中の道路にも秋の風景が広がっていました。
峠には展望台と駐車場があります。
そこには売店らしき建物がありますが、しばらく営業していない様子です。飲み物の自動販売機はあります。
登ってきた道を少し戻って、途中から「ぬかびら温泉郷」近くのタウシュベツ橋梁に向かいます。
1-2.タウシュベツ橋梁
狩勝峠から北東方向のタウシュベツ橋梁に向かうのに、観光地でもある然別湖(しかりべつこ)を経由して糠平湖(ぬかびらこ)を目指しました。
然別湖までの地方道85号線にはきれいなシラカバの林が続いていてよく整備されていますが、そこを過ぎると未舗装の細い山道となるため慎重な運転が必要です。
糠平湖の手前を左折して、タウシュベツ橋梁展望台に向かうと、湖面が下がっていることを知った多くの人が来ていて人気のほどが伺えます。
このタウシュベツ橋梁は白くてローマの遺跡を思わせる感じで、ちょっと日本離れしています。
確かに絵になる風景でした。
この後、糠平温泉まで戻って、湯元館で日帰り入浴しました。
ここでは湯元館のサイトのトップページに写っている露天風呂を利用しました。
その写真には写ってない小さな川が、この露天風呂と向かい側の青々した林の間に流れていて、当日はそのせせらぎときれいに紅葉した木々を目の前にしてなかなかいいロケーションでした。
受け付けの方も感じ良かったし、ここはお勧めです。
1-3.足寄町大規模草地育成牧場
糠平温泉からほぼ東に位置する「道の駅 あいおい」に向かう途中、広い牧場を見たくて足寄(あしょろ)の北に広がるこの足寄町大規模草地育成牧場に寄ってみました。
広大な牧場に多くの牛を期待していたのですが、いくつもの丘が続いていて遠くまで見通せないのと、既に牛舎に戻った後なのか、牛は一頭もいませんでした。残念です。
最初からナイタイ山の東斜面に広がる観光牧場「ナイタイ高原牧場」に行った方が良かったかもしれません。
1-4.道の駅 あいおい
次の目的地の「道の駅 あいおい」に着いたのは18時過ぎで、いつものことながらレストランは閉まってました。
この「道の駅 あいおい」の駐車場はかなり広く、その分国道から離れて駐車でき、静かで車中泊向きと言えます。
ただ、この夜は冷え込みが厳しく電気敷き毛布の温度コントローラーを「中」まで上げないと我慢できませんでした。
これまでの車中泊旅ではここまで設定を上げたことが無く、逆にこれがないとかなり厳しい車中泊となっていたでしょう。
電気敷き毛布も持ってきて、大正解でした。
このように電気敷き毛布とその電源にもなるポータブル電源は厳冬期には必須です。
ここで朝を迎えた2日目(18日)は、このあと釧路湿原を経由して霧多布岬と根室半島を目指します。
3.2日目 釧路湿原、霧多布岬、根室半島
↑ 翌日の様子です。
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