本格的に道東車中泊旅を始めて2日目(自宅出発から4日目)、昨日は丘陵を巡ったので、この日は釧路湿原の東側を南下して太平洋(霧多布岬、根室半島)を目指します。
1.全体計画、フェリー、寒さ対策、他
(苫小牧到着の夜 道の駅 あびらD51ステーション)
2.1日目 狩勝峠、タウシュベツ橋梁
(道の駅 あいおい)
3.2日目 釧路湿原、霧多布岬、根室半島 ← 本稿
(道の駅 おだいとう)
4.3日目 根室湾の朝焼け、網走、サロマ湖
(道の駅 おんねゆ温泉)
5.4日目 大雪湖、旭山動物園、余市
(23:30小樽発 フェリーに乗船)
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2日目
2-1.ガソリン
昨晩は思った以上に冷え込んでこれからの車中泊旅が厳しくなる予感がしましたが、もう一つ問題がありました。
実はガソリンの減り方が激しくて、朝見るとメーター目盛りが補充の目安にしている「3」になっていたことです。
昨日の朝9時に満タンにしたのに、一日でこんなに減ってしまいました。
広い北海道では距離感覚がちょっとズレているのかも知れません。
いつものように早朝に出発してしまうと、途中のガソリンスタンドの開店前にガス欠になる可能性があります。
そこで、その日はゆっくりと出発の準備をしました。
国道241号線で阿寒湖を過ぎたところの阿寒川「滝見橋」に朝霧がたっていたので、更にここで少し時間をつぶして、一番近くの弟子屈町(てしかがちょう)のガソリンスタンドに到着したのが開店直後の8時でした。
今回は、これまであまり気にしなかったガソリンの残量とガソリンスタンドの場所を常に気にしないといけない旅行となりました。
2-2.釧路湿原
次に国道391号線を南下して、ブラタモリ釧路湿原編の番組の最初に出てきた細岡展望台に向かいます。
高地にある阿寒湖から平地に下りてくるといきなり霧の中です。
その霧の中よく見ると、近くの畑にタンチョウヅルが何羽かいました。
以前、兵庫で見たコウノトリと似てますが、その大きさと首の色が違うよう(タンチョウヅルの首は黒い)です。
そこから更に南下して塘路湖(とうろこ)まで来ると、霧は益々濃くなり、湖は水墨画のようになっていました。
(画像をクリックして是非大きな写真でご覧ください。)
ここまで霧が深いと、細岡展望台まで行っても無駄かなとも思いましたが、折角ここまで来たので行ってみるとそこは嘘のように晴れ渡っていて先ほどの霧はまぼろしだったのか、という感じです。
この展望台からは180度の範囲で湿原を見渡せる感じです。本州だけで生活しているとこの釧路湿原の大きさ広さには唯々驚くばかりです。
写真ではその左右の広がりが分かりにくいので、ここでも左から右に動画を撮ってみました。
この細岡展望台に向かう際、カーナビや看板で国道から細い道に入っていく場所は分かるものの、いきなり未舗装になって、それも結構荒れています。
今までの調子でスピードを出していると穴ぼこにはまった際のショックが大きいので注意が必要です。
当然センターラインは無いのでカーブでは対向車にも注意してください。
展望台駐車場近くの「細岡ビジターズラウンジ」ではすでに薪ストーブに火が入っていました。
2-3.霧多布岬
釧路湿原のあとは更に南下して途中から東に向かいます。
厚岸(あっけし)湾の道の駅で休憩して、更に東に向かって霧多布岬(きりたっぷみさき)を目指します。
霧多布湿原センターの駐車場で昼食を摂り展望台に上がって霧多布岬方面を見ると、手前は湿地帯でその先に平坦な高台がある変わった風景で、岬はその突端のようです。
その平坦な高台の海側は岬があって下のように切りたった崖が続く厳しい地形でした。
最果て(さいはて)でもないのに、最果て感がありました。
ここからは、海岸線に沿って根室を目指します。
4.根室半島
さんまの水揚げのニュースなどで根室の花咲漁港の名前がよく出てきます。
また、花咲ガニのような独特のカニの名前とも関係して、花咲漁港は水産業で賑わっているイメージがあったので行ってみたところ、ぱっと見では小振りで静かな漁港という感じです。
水揚げの時間でないと、やはり活気の程は分からないのでしょう。
根室半島の付け根に「春国岱(しゅんくにたい)」という砂州でできた島があり、宿泊予定の道の駅に向かう前にその水辺に設けられた木道を少し歩いてみました。
夕暮れが迫っていて、長く居られなかったのは残念です。
機会があれば季節や時間を変えて、もう一度来てみたいところです。
5.道の駅・おだいとう
すっかり陽の落ちた国道244号線を北上して「道の駅 おだいとう」を目指します。
最初トイレに近いところに駐車して寝ようかというころ、大型トラックが近くに来てエンジン音がうるさかったので少し離れたところに移動しました。
この道の駅は、駐車場自体が狭いので、車中泊向きとは言えません。
4.3日目 根室湾の朝焼け、網走、サロマ湖
↑ 翌日の様子です。
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