昨日は暗くなってから着いたので分かりませんでしたが、この「道の駅・おだいとう」は北方四島が見えるちょっと高台にありました。
1.全体計画、フェリー、寒さ対策、他
(苫小牧到着の夜 道の駅 あびらD51ステーション)
2.1日目 狩勝峠、タウシュベツ橋梁
(道の駅 あいおい)
3.2日目 釧路湿原、霧多布岬、根室半島
(道の駅 おだいとう)
4.3日目 根室湾の朝焼け、網走、サロマ湖 ← 本稿
(道の駅 おんねゆ温泉)
5.4日目 大雪湖、旭山動物園、余市
(23:30小樽発 フェリーに乗船)
→ 車中泊旅一覧はこちら。
3日目
3-1.「道の駅・おだいとう」の朝焼け
朝6時前に起きると、南東の水平線が赤くなり始めていました。
急いで、カメラを持って道の駅の高いところから撮ったのが冒頭の写真です。
ちょうど歯舞群島の方角から太陽が昇ってくるようで、少し時間がたってから撮ったのが下の写真です。
この頃になると東の方向の国後島も見え始め、すぐ目の前にある大きな島なのに簡単に渡れないのが不思議です。
3-2.網走
朝食を摂ったあと、道の駅から国道244号線をしばらく海岸沿いに北に走ると、地図で見ると鳥の羽根のような形をした野付半島の付け根(茶志骨橋)に到着します。
この根付半島も昨日の「春国岱」のように砂州でできていて自然が豊かなところだそうです。
興味はあるものの、先端まで28kmもあって見て回る時間を合わせると2時間ほどかかりそうなので、春国岱と同様次の機会に訪れることにします。
今度は国道244号線を北西に進み標高487mの根北峠を越えると、農地が広がる斜里(しゃり)町、次いで網走市となります。
斜里町を走っていると道の両側にいろいろな畑が広がっていて、その中にまるで幼稚園の園庭のようなところがありました。
戻って確認すると、収穫した玉ねぎを入れるケージでした。
ケージが小さい小屋で、被せている色とりどりのシートが小屋の屋根という感じです。
次に向かったのは網走の街の外れにある「博物館 網走監獄」です。
駐車場にはすでに50台くらい車があって人気の程がうかがえます。
古い建物ですが、しっかり作られているのには感心しました。
北海道開拓の歴史の一つと言え、網走に行くことがあれば、訪れても損のない場所だと思います。
ブラタモリで網走監獄が紹介されました。
3-3.サロマ湖
網走の西に日本最大の汽水湖「サロマ湖」があって地図や航空写真だとその湖の形が分かりますが、湖岸で見ているとその大きさから湖の先の砂州しか見えません。
そこでフェリー売店で買ったドライブマップに紹介されていた「サロマ湖展望台」に向かいました。
地図には湖近くにあるように書かれていますが、ヒグマが出るかもしれない急坂を車で10分ほど登るのでとても歩いては行けません。
案の定、「10月14日に熊が出ました。」との貼り紙が展望台駐車場にありました。
そこいらで見る「熊出没注意!」の看板より、この貼り紙の方がよっぽど現実味があります。
この展望台に登って初めて砂州全体が分かるほど大きな湖でした。
上の写真はサロマ湖の西の端です。
上の写真を拡大して見ると、画面中央に砂州が途切れてオホーツク海とつながっているところがあります。
そこを望遠レンズで撮ったのが下の写真です。
開口部の左側の灯台横にクレーン車が写っているのが分かります。
それとの比較から、この砂州がいかに大きいかが分かります。
後日ブラタモリでこのサロマ湖が紹介されました。
この後、「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」に移動して日帰り入浴しました。
今ふうの施設で、広くて気持ちの良い温泉でした。
3-4.道の駅・おんねゆ温泉
明日は旭山動物園へ行くので、宿泊地はなるべく旭川に近い道の駅をと考え国道39号線沿いの「道の駅・おんねゆ温泉」に移動しました。
ここは旭川方面への交通の要所のようで、大型の長距離トラックが多く駐車していて、車中泊には残念なところと言えます。
広さや場所によりますが、やはり大型車の駐車可能台数が少ないところがお勧めです。
googleマップの航空写真で駐車場の様子を確認しておくと完ぺきです。
5.4日目 大雪湖、旭山動物園、余市
↑ 翌日の様子です。
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