この日、道の駅・おんねゆ温泉から旭山動物園に行くには標高1,040mの石北峠を越えます。
凍結の心配があったのでネットでチェックした上、安全のためにいつもより遅めの7時半頃に出発しました。
1.全体計画、フェリー、寒さ対策、他
(苫小牧到着の夜 道の駅 あびらD51ステーション)
2.1日目 狩勝峠、タウシュベツ橋梁
(道の駅 あいおい)
3.2日目 釧路湿原、霧多布岬、根室半島
(道の駅 おだいとう)
4.3日目 根室湾の朝焼け、網走、サロマ湖
(道の駅 おんねゆ温泉)
5.4日目 大雪湖、旭山動物園、余市 ← 本稿
(23:30小樽発のフェリーに乗船)
→ 車中泊旅一覧はこちら。
5日目
5-1.石北峠、大雪湖
7時半だとこの国道39号線には殆ど車がいません。長距離トラックがたまに通るだけです。
石北峠は確かに寒いところでしたが路面凍結も無く、無事通過できました。
峠を越えたあとは緩い下り坂が続いて、しばらく走ると大きな人造湖の大雪湖に到着します。
遠くの山々は雪を被って、手前のシラカバは晩秋の紅葉の真っ盛り、とてもきれいなところでした。
5-2.旭山動物園
ここには開園10分前に到着しました。
車で行かれるなら、人気のアザラシ館やホッキョクグマ館に近い西門駐車場がお勧めです。
また、入園券は事前にweb上で購入していたので、スムーズに入園できました。
このホッキョクグマもアムールトラも展示室の壁に嵌められたガラス窓から撮影しているもので、邪魔な鉄柵が写り込まず、すぐ前まで動物たちがやってくるので迫力満点です。
もちろん反対側に回れば普通の動物園のように柵越しにも見られます。
この後に行ったキリン展示室の構造を説明すると、展示室の2/3は高い壁に囲まれていて、その壁の上端部分のキャットウォークのようなところにエサ場があって、入園者はその外側の手摺部分からキリンがエサを食べる様子を見るという構造で、目の前にキリンの顔が来るよう工夫されています。
従って、この写真のように正面からキリンの顔を観察することが可能です。
この動物園は斜面に造られていて、それがこのように動物を上からも下からも見られるようにできる大きなメリットになっているようです。
5-3.美瑛の丘
ちょっと時間があったので、近くの美瑛(びえい)町のマイルドセブンの丘にも行ってみました。
北海道らしい景色が広がっていましたが、新緑の頃の方がもっときれいなのでは、と思います。
5-5.余市
小樽フェリー乗り場に行く前にニッカウヰスキー余市蒸留所が見たかったので遠回りしましたが、コロナ問題で事前予約がないと入場できませんでした。
またやってしまいました。調査不足でした。
仕方なく近くをうろついていると、近くに「柿崎商店」という海産物のおみやげ屋さんがあり、海産物以外にも奥の方にはお肉のコーナーもあって、きれいな生ラム肉が売られていたので買ってみました。
北海道ならどこでもいいのが手に入るのかもしれませんが、その肉は柔らかくておいしかったです。
6.最後に
車中泊仕様に改造したN-VANは、今回の車中泊旅でも特に不都合はありませんでした。
また、北海道に到着してから最後の日までずっと天気に恵まれ、特に、霧が心配された釧路湿原でも展望台に到着したときに奇跡的に晴れたのが印象的でした。
このブログを書きながら間違わないようにと、行ったところを調べ直すと、興味深いことも沢山でてきて、もっとゆっくりと回れば良かったと、反省しきりです。
フェリーの往復で、まる二日がつぶれ、かつ行きの船の到着時間が夜の9時頃なので、実質3日目から、旅行開始となります。
名所を巡りながら道東を堪能するには、あと二日は必要と感じました。
今回、特に気になったのが給油問題です。
山陰地方のときはそうでも無かったのですが、北海道は広くてガソリンの残りとガソリンスタンドの位置ばかり気にしていたような感じです。
結局、毎日給油しました。
また、最後の日に高速をとばしていたら、燃費計の値が悪くなったのにはちょっと驚きました。
N-VANは風の抵抗が大きい形をしているからでしょうか。
以上、このブログが、晩秋の北海道へ行かれる際の参考になれば幸いです。
車中泊旅一覧はこちら。
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