今回の車中泊旅の主目的である北アルプスの雄姿を堪能できたので、この日は家に帰るだけですが、信長に滅ぼされた朝倉義景の「一乗谷朝倉氏遺跡」と曹洞宗「永平寺」に寄り道しました。
その様子をお伝えします。
3日目 一乗谷と永平寺 ← 本稿
1.道の駅 一乗谷 あさくら水の駅
昨晩ステップワゴンで車中泊した「道の駅一向一揆の里」を比較的ゆっくりと出発し、向かったのが信長に敗れた朝倉義景の本拠地である一乗谷です。
その手前に下の三連水車を擁した「道の駅一乗谷あさらく水の駅」があり、トイレ休憩で立ちよりました。
ここの三連水車はどうやら観光用のようです。
ここに到着したのは朝の8時頃で、この日は休日(21日)ということもあって車中泊車が結構いました。
2.一乗谷朝倉氏遺跡
こちらの様子をブラタモリで見たことがあります。機会があれば一度ご覧ください。
復原町並は10時開場のため見られませんでしたが、駐車場横には下の写真のようにその遺構が広範囲に残っていて、かなり計画的な街並みだったことが分かります。
京文化にも通じていた朝倉家の屋敷もたいそう立派だったようです。
屋敷模型をみても立派な建物が並んでいたのが分かります。
3.永平寺
一乗谷から永平寺には20分程で到着しました。
永平寺は山の中にあり、3月下旬にも関わらず川には除雪で捨てられた雪が残っていて環境的に厳しいことが分かります。
この僧堂は修行僧が座禅や食事を摂る大事な修行の場で、一般の人は中を覗くこともできません。
ここで朝の座禅が終わると下の写真の長い階段を使って法堂に移動し朝のおつとめをする、とパンフレットに書かれていました。
写真の上の方に階段を下りてくる夫婦が小さく写っていて、かなり長い階段であることが分かります。

廊下ですれ違ったりお庭で作業している修行僧は皆総じて若く、二十歳そこそこにみえました。
立派な建物やお庭より、こんな寒いところで世俗を離れて修行する清々しい姿が見られたことの方が価値はあったと思います。
この後は寄り道もせず一路自宅に向かいました。
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