体が楽な車中泊 /車中泊後の気付きと改良点

N-VANで、実際に車中泊旅に行ったあとに気が付いた点と、その改良方法をまとめています。

1.N-VAN選択の理由と改装のアウトライン

2.床板の導入と自作ベッド

3.机(棚)の自作

4.照明、換気扇、カーテン、サンシェード(目隠し)

5.小モノ収納について

6.車中泊後の気付きと改良点

  → 世界遺産の石見銀山 N-VAN車中泊旅

  

6-1.車中泊旅後に感じた優れた点と改良点(その1)

1)空間的なメリット

元々N-VANは荷室の天井が高いうえに、ベンチ的に使える水平なベッドと、机とイスを導入したことで、車内でいろんな姿勢が取れ、限られた空間ながら体を楽に動かせて、ストレスがありません。

前に乗っていた車にも捨てがたい長所が多々ありましたが、車中泊する場合の車内での自由度という点では、天井の高さ分このN-VANの方が優れています。

  

2)机を設置したままでも運転に支障なし

試験的な車中泊旅では、2日目から机を設置したままで運転しました。

は棚受に面ファスナー付きの伸縮バンド(下の写真では机の左にある黒い帯状のもの)で8の字に固定することで、走行中のガタ付きもなく、後方視界も問題ありません。

伸縮バンド(黒)を机部材と棚受とに8の字に掛けまわして固定

また、ベッドを設置したまま運転しているので、適当なところに停めて横になって休憩(仮眠)が取れました。

その場合、机の方を頭にするのではなく、助手席側に頭を持ってくれば、机に頭をぶつけることもありません。

水平なベッドのメリットです。

  

3)試験的車中泊旅での見直しすべき点

見直しが必要だったのは、プラスチックコンテナーの下の滑り防止マットの有無です。

ベッドを設置してない場面では、マットはコンテナーの滑り防止に有効ですが、ベッドを作り付けた状態では、ベニヤ板や寝具の重さで運転中コンテナーは動き回らないようなので、次の車中泊の際は滑り防止マットを敷かないでやってみます。

更に、コンテナーの中身を取り出す際、寝具を上に置いた状態でベニヤ板の下からコンテナーを横に引き出す必要があり、その場合コンテナーが床上を滑らないので、結構大変でした。

この滑り防止マットを止めたところ、下記のようにコンテナーが運転中も動き回らず、更にベニヤ板の下からコンテナを引き出すのも楽になりました。

  

6-2.世界遺産の石見銀山 N-VAN車中泊旅後に感じた改良の効果

以下は、8月上旬の車中泊旅世界遺産の石見銀山 N-VAN車中泊旅(3泊4日)で感じた点です。

1)滑り防止マットの移動

今回は、6月の体験から、出発時に先にベッドと机を設置しておいて、コンテナーの下には滑り防止マットを敷かず、クーラーボックスとその横に置いたポータブル電源の下に敷くだけにしました。

滑り止めマットはクーラーボックスのところに移動

上の写真では、ポータブル電源は置かずに撮っています。
冒頭の写真で、クーラーボックスの横にポータブル電源が写っています。

4日間走った結果、予想どおり走行中にコンテナーがずれることは無く、かつコンテナーをベッドの下から楽に引き出せて荷物の取り出しが楽ちんになりました。

また、ポータブル電源も定位置からズレないので、暗がりでもUSB端子への接続が楽、という効果もありました。

2)PCを机に伸縮バンドで固定

これまで移動中のPCは、コンテナーの中か寝具の間に挟んで保管していましたが、今回は、机の上に小物を入れたトレーと一緒にPCを伸縮バンドで固定してみました。

撮影のためPCにトレーを載せずに撮影
以前は、PCを別に保管して、使うときに机上に置いて使っていた。

今使っているノートPCの記憶媒体がSSD(ソリッドステートドライブ)なので、ある程度振動には強いだろうとの判断からです。

4日間の走行(約600km)で特に問題もなく、PCはすぐに使えるし、食事の際もPCを横にずらすだけなので非常に助かりました。

また、目隠し(シェード)は軽いので、伸縮バンドで机の下に取り付けています。
これで、車内に散らばることもありません。

前回感じていた改良点の対策ができ、体への負担が少なく、より使いやすくなりました。

当面、この状態で車中泊に出かけることにします。

  

N-VAN用換気扇の作り直し

 → 世界遺産の石見銀山 N-VAN車中泊旅

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